閉めっぱなしだと痛みが早い空き家の部屋内

住宅模型

全国には田舎暮らししていた高齢の両親が亡くなって、実家がそのまま放置されたり、介護施設等への入所で空き家状態になった住まいが増えているようです。その他にも国内外への転勤や移住で自宅を閉めたまま家族で勤務地や移住地へ引越すケース、及び、一年中利用されるわけでない別荘等も含めて空き家総数が急増中と言われています。空き家になった事情は様々ですが、長期間、住人の出入りの途絶えた空き家が7年前のデータで820万戸、国内住戸総数の7戸に1戸に達していると発表されています。これだけ多数の空き家があるわけですから、持ち主不明の住まいも少なくないようです。一方で、一部の空き家については持ち主が他所でしっかり暮らしているケースも少なくないようです。持ち主の中には一定期間、空き家のまま放置すると建物が傷むので時折り訪れて室内の空気入れ替えをしている人もいます。そこで、空き家のままにしておくより貸家として利用して賃料収入を得た方が建物の痛みも少ないと考えている持ち主が結構いるようです。ここにリロケーション事業者の狙い目があるようです。最近、空き家がこれほどに増えたためこうした持ち主の要望を集めた貸家の仲介業務がリロケーション事業として成立しているといえます。もちろん、こうした空き家の持ち主の事情次第で貸し出す期間、その他の条件も別々です。そこで、事業者は個々に具体的な要望を含めた定期借家契約を結ぶことにして仲介事業を行っています。

留守宅の管理代行サービスで続けられる事業

住宅模型

持ち主との賃貸契約を締結した上でウェブサイト上で借りたい希望者を募るわけですが、事業者は留守宅の管理代行サービスを事業としています。リロケーションする建物は賃貸が殆どで初期投資が少なく済むし、仲介物件情報をウェブサイト上に掲載するだけなので低価格で希望者に貸し出すことが可能になっています。家族や友人、知人と一緒に別荘代わりに数日間、宿泊したり、あるいは、出張者がビジネスホテル代わりに宿泊する等、希望者にはリピーターの増える傾向があるようです。従って、空き家の所在地も都市部やリゾート地に限定されるわけでなさそうです。最近、サラリーマン家族には週末や祭日にドライブがてら田園地帯や里山へ出かけて行って田舎暮らしを楽しもうとする希望が増えているからです。こうしたリロケーション物件は安い価格で宿泊し、好き勝手な趣味やレジャーを楽しんで過ごせるので静かなブームになっているくらいです。希望者の要望は全国津々浦々にある様々な用途の物件となるので、できるだけ物件登録数の多い事業者の方が希望する物件を見つけやすいといえます。